| ヘルプ |

春からGWごろになると実際にモデルルームに足を運ばれる方も多いようです。モデルルームは美しく洗練された夢見心地の空間であり、実際のマンションの敷地以外に設けられる場合も少なくありません。今回はマンション見学の際にぜひチェックしていただきたい3つのテーマ、「周辺・建物・部屋」を一級建築士の視点からレクチャーします。

![]() |
モデルルームは現地の周辺に設置されている場合が多いのですが、必ず周りの地域も見学してください。どのような道路が周囲にあるのか、歩いたり車で走ってみたりすることが重要です。どんな建物が周辺にあるのか、どんな方々が暮らしているのか等、街並みの印象もわかります。また朝・昼・夜そして平日・休日では街の顔は大きく変わります。地域の商店や公共の利用場も街によって違うものです。自分の現在と今後のライフスタイルにあっている街並みかどうかを見極める基準となります。また駐車場の整備がなければ近くに駐車場があるかのチェックも欠かせません。現地は工事中の場合がほとんどですので十分安全には注意してください。 |

![]() |
建物の外観や向き、エントランス等もモデルルームだけでは確認できませんが、とても重要な部分です。こういった共用部分のデザインや使い勝手は軽視されがちでしたが、近年ではマンション全体のイメージを左右するスペースとして、また、自分の生活空間の一部として見直されてきています。部屋から共用部分までの利用のしやすさなども見ておきましょう。また、建物の向き、部屋の位置によって日当たりがまったく変わってきます。図面やパースで説明をしっかり受けてください。その他、耐震・耐火・防犯等の安全対策についても、写真やカタログでどのような対策をとっているのか説明をうけることが重要です。階によって、揺れ方や燃え方、危険度はさまざまです。デザイン性・利便性・安全性などは、必ず建物全体と部屋のセットで考えてください。 |

![]() |
まずは全体の部屋の大きさ、天井の高さをチェックしてください。それから玄関からの各部屋への導線、キッチンやトイレ、バス等の水周りの使い勝手、ベランダ位置等の間取りを実際に自分の生活をシミュレートして確認する必要があります。最近ではインターホン・TV・インターネット・電話やコンセントなどの電気設備もどのくらい充実しているのか聞いておく必要があるでしょう。部屋の大きさだけではなく、収納は将来的にも十分か、造作家具はあるのか、手持ちの家具は置けるのかという点も検討しましょう。実際に寸法を測ってみるのもよいでしょう。床や壁の素材、ドアの開け閉め、蛇口の使い勝手もどんどん触って動かしてみましょう。メモ・カメラ・スケールを持っていくと便利です。 |
![]() |
マンションの設計・施工プランニングを中心に、戸建住宅や店舗まで幅広い建築設計経験を生かし、現在は岡山で個人のお客様を対象に住居を手がける一級建築士です。理想の暮らしを実現したいお客様の気持ちを重視し、コミュニケーションを大切にプロの視点から、より多くの皆様が充実した暮らしができるように、法律はもちろん、デザイン・住まい方などのアドバイスさせていただいています。 |